こんにちは!読書で心を落ち着かせているカツオもどき(@tureduresann)です。
星野源さんの著書『よみがえる変態』を読みました。
星野源さんはドラマで俳優をやったり、楽曲を制作したりと雲の上の存在な感じがしていました。
しかし、この本を読んで「あ、私と同じ一面もあるんだ」と一安心(?)。
この記事では書籍の魅力をネタバレしないように紹介します。
結論として、星野源さんも私と同じ人間だけど、行動力・忍耐力が違う。
「私ももっと頑張らないと!」と前向きになります。

絶対に読んでほしい!星野源さんの人間性がすごく伝わった!
最初のつかみから変態すぎて一気に心を掴まれる
最初の見出しに衝撃を受けました。
どんな見出しなのかは書籍を読んで衝撃を受けて欲しいので、書きません。
この見出しで一気に心を掴まれました。
書籍の出版が2019年、書籍の内容は2011年から2013年まで女性向けファッション誌『GINZA』で連載していたもの。
連載時はまだ結婚していません。
結婚した今はこの内容について本人はどう変わっているのだろうか、と想像するのが楽しかったです。
三大欲求の1つが綴られていて読んでいて面白い
星野源さんは書籍で以下のように書いています。
下品な話ばかりしたいわけではありません。下品な話の方が本質的だと訴えるつもりもありません。あまり自分の中に「話の種類」に垣根がないだけなんだと思います。
引用:星野源『よみがえる変態』文春文庫、2019年、p.190
書籍の内容は仕事・プライベート・病気・考え方・三代欲求の一つ、などと多岐にわたっています。
私の星野源さんは「なんでもこなせる万能男」というイメージがありました。
しかし、この本を読んで「こんな一面もあるんだ」と知りました。
先ほども記載しましたが、この時の星野さんは結婚前。欲求がダダ漏れです。
結婚した今はこの欲求がどうなっているのか、と考えると面白かったです。
大量の仕事をこなしていて「私も頑張らないと」となる
他にも書籍では以下のようなことも書かれています。
眠れない。極めて普通に眠っている時間がない。
皆さん新年あけましておめでとうございます。でも正直こっちは11月末で、年末進行のまっただ中である。レコーディングやライブ、ドラマの撮影、エッセイの執筆、ラジオのパーソナリティ、今仕事になっているすべての活動が綿密に混ざり合って、片時も休まる時がない。嬉しいけれど、とても眠い。
引用:星野源『よみがえる変態』文春文庫、2019年、p.61
この他にもデニーズで朝まで執筆をしていることやレコーディングがあるのに歌詞が完成していないことなど、多忙なことが書かれていました。
私が知っている星野源さんは「スター」ですが、その裏では大変なことを乗り越えている・・・
このことを知ると「私はなんて怠惰な生活を送っているんだ」と気持ちを鼓舞されました。
まとめ
スターだと思っていた星野源さんも私と同じ一面を持っており、違うところは「行動力」。
怠惰な自分を戒め、もっと頑張ろうと思いました。
そして、三大欲求のうちの一つを綴っている文章に惹かれ、サラサラっと読み終えました。
小さい文庫本で196ページとなっているので、本が苦手な方でも読みやすいです。
是非、ご一読を。